2015-10-12 図書館戦争 THE LAST MISSION この映画を観る前は、設定にさすがに無理があるんじゃないかと少し思いながら観始める。しかし、すぐにその思いは杞憂に終わる。今回も扱うテーマが重い。表現の自由を守りながらもその意義に疑問と限界を感じた者それでもなお、この矛盾に満ちた世界の中で立ち止まることなく行動することを選んだ者世界を良くしたいと思いながらも、選ぶ手段が様々なことがリアルに迫って来る。正義と悪ではなく、多くの正義がある。そんな中で、専守防衛を愚直に貫く図書隊の姿は清清しく映る。終映後、拍手をする方がいたが思わず拍手したくなる作品だった。